行列のできる生ドーナツ専門店として知られる「PIECE OF BAKE(ピースオブベイク)」が、2026年10月6日に全店舗の休業を発表しました。
その後、運営会社の代表が、会社として事業を停止し、破産申立ての準備に入ったことを明らかにしています。
大阪・兵庫・愛知・東京に店舗を広げていたさなかの発表に、「なぜ突然休業したの?」「また食べられる日は来るの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
この記事では、PIECE OF BAKEの全店休業の発表内容や理由、運営会社YORKYS ENTERTAINMENT、再開の見通しについて整理しました。
- PIECE OF BAKEの全店休業と、運営会社の事業停止の発表内容
- 全店休業の理由について、わかっていること・わかっていないこと
- 運営会社YORKYS ENTERTAINMENTの概要と手がけていたブランド
- 1号店から休業までのPIECE OF BAKEの歩み
- 営業再開の見通し
【理由】PIECE OF BAKEの全店休業はなぜ?
- 2026年10月6日、公式Instagramで全店舗の休業を発表
- その後、運営会社の代表が、事業を停止し破産申立ての準備に入ったと報告
- 代表は、社内で会社の存続に大きな影響を及ぼす重大な事案が判明したと説明
- 事案の内容は、関係機関への相談を含め対応中のため明らかにされていない
- 運営会社が事業を停止しているため、再開は見込みにくい状況とみられる
PIECE OF BAKEの全店休業の発表内容は?
PIECE OF BAKEをめぐる発表は、全店休業の告知と、運営会社の事業停止の報告という2段階で行われました。
それぞれの内容を順番に確認していきましょう。
10月6日に公式Instagramで全店休業を発表
PIECE OF BAKEは2026年10月6日、公式Instagramで全店舗の休業を発表しました。
発表では「諸事情により全店舗休業させて頂きます」と伝え、営業再開の見通しは立っていないと説明しています。
あわせて、商品を届けられなくなることへのお詫びと、これまで応援してきた人への感謝の言葉もつづられていました。
報道によると、同じ日のストーリーズには代表の板倉洋輔氏の名前で投稿がありました。
先に説明すべき相手に話したうえで伝えられることは伝えるとして、少し時間がほしいと呼びかけています。
運営会社が事業停止と破産申立ての準備を報告
その後、運営会社である株式会社Yorkys Entertainmentの代表取締役・板倉洋輔氏が、自身のInstagramで経緯を説明しました。
板倉氏は、同社が事業を停止し、破産申立ての準備に入ったことを報告しています。
あわせて、長く支えてきた客や取引先、関係者に向けて謝罪の言葉を述べました。
この報告は、10月7日朝にスポーツ紙が報じています。
休業の対象となる店舗
報道によると、PIECE OF BAKEの公式サイトに掲載されていた店舗は次の5店舗です。
| 地域 | 店舗名 |
|---|---|
| 大阪府 | 梅田・阪急三番街店 |
| 大阪府 | うめきたグリーンプレイス店 |
| 兵庫県 | マリンピア神戸店 |
| 愛知県 | 名古屋・中日ビル店 |
| 東京都 | 吉祥寺店 |
なお、運営会社の公式サイトのブランド紹介では、神戸・六甲道の工場併設店「PIECE OF BAKE FACTORY」を加えた6店舗が掲載されています。
今回の発表は「全店舗」の休業のため、営業中だった店舗はすべて対象とみられます。
PIECE OF BAKEの全店休業の理由はなぜ?
多くの人が最も気になっているのが、人気店が突然休業に至った理由でしょう。
ここでは、代表が説明した経緯と、まだ明らかになっていないことを分けて見ていきます。
代表が説明した経緯
報道によると、板倉氏は、事業を続けるためにさまざまな方法を探り、努力を重ねてきたと説明しています。
そのなかで、社内で会社の存続にも大きな影響を及ぼす重大な事案が判明したとしました。
この事案によって経営が極めて大きな影響を受け、事業継続の可能性を最後まで探ったものの、最終的に事業停止の判断に至ったと述べています。
板倉氏は、長年築いてきた信頼が大きく揺らぐ出来事に直面し、自身も事実を受け止めきれない部分があるとも明かしました。
「重大な事案」の内容は明かされていない
一方で、「重大な事案」が具体的に何を指すのかは明らかにされていません。
板倉氏は、関係機関への相談を含めて必要な対応を進めている段階のため、現時点では詳細を伝えられないとしています。
10月2日にはハロウィン限定ドーナツの案内が投稿されていたと報じられており、直前まで通常どおりの告知が続いていました。
こうした流れもあり、今回の発表は多くの人に「突然」と受け止められています。
SNS上の憶測には注意が必要
突然の発表を受けて、SNS上では事案の中身をめぐってさまざまな憶測が出ています。
ただし、それらは公式に確認された事実ではありません。
根拠のない情報を広めることは、関係者を傷つけたり、誤った情報が定着したりするリスクを伴います。
事案の内容については、関係機関の対応や運営会社からの今後の説明を待つのがよさそうです。
PIECE OF BAKEの運営会社YORKYSとは?
PIECE OF BAKEを運営しているのは、神戸に本社を置く株式会社Yorkys Entertainmentです。
会社の概要と、同社が手がけていたブランドを見ていきましょう。
YORKYS ENTERTAINMENTの会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社Yorkys Entertainment |
| 本社 | 兵庫県神戸市中央区 |
| 代表者 | 代表取締役 板倉洋輔氏 |
| 設立 | 2015年12月25日 |
| 資本金 | 800万円 |
| 事業内容 | 飲食ブランドの企画・運営・プロデュース、店舗設計・空間デザイン、ブランディング |
| 現在の状況 | 事業を停止し、破産申立ての準備中(代表の報告による) |
同社は自らを「神戸発のフードエンターテインメント企業」と紹介し、神戸・大阪を拠点に事業を広げてきました。
YORKYS BRUNCHやYORKYS Creperieも展開
同社は、PIECE OF BAKEのほかにも複数の飲食ブランドを手がけていました。
兵庫県西宮市の夙川にあるパンケーキカフェ「YORKYS BRUNCH」は、同社の公式サイトで「YORKYSの原点」と紹介されています。
そのパンケーキから生まれたのが、もちもち食感の生地で知られるクレープ専門店「YORKYS Creperie」です。
このほか、チーズ料理を楽しめるダイニング「FROMA」も、同社のブランドとして紹介されていました。
報道では、運営会社の事業停止にともない、同社が手がける全ブランドを閉じると伝えられています。
PIECE OF BAKEのこれまでの歩みは?【時系列】
PIECE OF BAKEは、関西で生まれ、短い期間で全国に店舗を広げてきたブランドです。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2015年12月 | 運営会社Yorkys Entertainmentを設立 |
| 2022年11月 | 大阪・梅田の阪急三番街に1号店がオープン |
| 2023年10月 | 神戸・六甲道に工場併設の「PIECE OF BAKE FACTORY」がオープン |
| 2025年3月 | うめきたグリーンプレイスにYORKYS Creperieとの複合店がオープン |
| 2026年3月 | 名古屋・栄の中日ビルに、名古屋初の常設店がオープン |
| 2026年10月6日 | 公式Instagramで全店舗の休業を発表 |
| 2026年10月7日 | 運営会社の事業停止と破産申立ての準備が報じられる |
1号店は、イタリア発祥の揚げ菓子「ボンボローニ」を看板にした生ドーナツ専門店として登場しました。
同社は、生ドーナツがSNSでたびたび話題になってきたと紹介しています。
報道でも、販売開始とともに行列ができる人気店として伝えられていました。
名古屋出店について、同社はブランドの認知を全国規模へ広げる一手と位置づけていました。
そのわずか半年あまり後の事業停止だっただけに、多くのファンにとって予想外の知らせになったといえそうです。
PIECE OF BAKEの再開の見通しは?
全店休業の発表時点で、営業再開の見通しは立っていないと説明されていました。
さらに運営会社が事業を停止し、破産申立ての準備に入っているため、現在の運営会社のもとで再開するのは難しい状況とみられます。
ただし、報じられているのは破産申立ての「準備」に入った段階です。
現時点では、裁判所への申立てや手続きの開始は報じられていません。
今後の動きは、運営会社や関係機関からの正式な発表を待つ必要があります。
PIECE OF BAKEの休業発表への反応は?
報道によると、全店休業を伝える投稿のコメント欄には、驚きやショックを伝える声が寄せられました。
大好きなお店の休業を惜しむ声も見られます。
一方で、早い再開を願う声もありました。
これらはSNS上の声の一部ですが、行列店として親しまれてきたブランドだけに、突然の知らせに戸惑う人が多いことがうかがえます。
まとめ:PIECE OF BAKEの全店休業について整理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全店休業の発表 | 2026年10月6日(公式Instagram) |
| 対象 | 全店舗(報道では5店舗) |
| 運営会社の状況 | 事業を停止し、破産申立ての準備中(代表の報告) |
| 理由 | 社内で重大な事案が判明したと説明(内容は非公表) |
| 再開の見通し | 立っていない |
| 運営会社 | 株式会社Yorkys Entertainment(代表:板倉洋輔氏) |
- PIECE OF BAKEは2026年10月6日、公式Instagramで全店舗の休業を発表
- 運営会社の代表は、事業を停止し破産申立ての準備に入ったと報告
- 理由は、社内で会社の存続に大きな影響を及ぼす重大な事案が判明したためと説明
- 事案の内容は、関係機関への相談を含め対応中のため明らかにされていない
- 報道では、同社が手がける全ブランドを閉じると伝えられている
- SNS上の憶測は公式に確認された事実ではない
今後は、事案の内容や手続きについて、どのような説明があるのかが注目されます。
行列が絶えなかった人気店だけに、続報を見守りたいところです。